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2018.06.26

頭上に注意!!外壁タイル等の落下事故が起きています!

近年,外壁タイル等の落下による事故が多く発生しています。タイルが落下する場合,接着用のモルタルと一緒に落下することが多いため,石の塊のような状態で落ちてきます。過去には死亡事故も発生しています。ご自身の所有,管理及び利用している建築物について,危険がないかを確認しましょう。

 

【直近の落下事故】

5階建てのマンションの5階(地上約15m)のバルコニー部分のタイルが幅1mにわたり落下しました。落下したタイルの塊が通行人をかすめるという,一歩間違えば大事故につながりかねない状況でした。

  

 

落下したタイルの塊の一部

 

落下したタイルを集めたもの

 

落下したタイルが歩行者をかすめ,地面で跳ね返り足にあたりました。あと数センチずれて直撃していれば,けがでは済まない事故でした。

 

【外壁に異常がないか確認しましょう!!】

外壁は劣化すると,様々な異常が見られます。まずはご自身の目で確認をしましょう。
しかし,不具合の中には目視では確認が十分にできないものもあります。所有者,管理者の方は,定期的に建築士等の専門家に相談し,全面打診等の検査を行いましょう。

 

◇外壁タイルの不具合の事例◇

◎「汚れ」
汚れによっては付着が表面的なものではなく,タイル等の裏面への漏水によるものもあります。

 

◎「水漏れ」
開口部周囲,コンクリートの打継部,パラペット立ち上り打継部では,防水層の損傷によるタイル等の裏面への漏水を生じている場合があります。

 

◎「錆水の付着」
開口部鋼製建具の発錆,広告等足元埋込金物の発錆等は,その周囲のタイル等の浮きの原因となりやすく,表面に錆が流下付着している部分は注意が必要です。

 

◎「白華現象(エフロレッセンス)」
タイル目地,コンクリートなどの表面に発生する結晶化した白色の物質をいいます。美観上の問題が主となりますが,大規模な場合はタイルの裏面への漏水が原因の可能性もあり,注意が必要です。

 

上記のような状態を放置すると…落下の危険性が高くなります!

◎「タイル等のひび割れ,亀裂」
タイル等のひび割れは,浮き発生の原因ともなり,そのまま放置すると剥落の原因となります。開口隅角部,コンクリート打継部(各階フロアー部,パラペット立ち上り部等),建物出隅部等は特に注意してくだ
さい。

 

◎「はらみ」
タイル張り層の浮きが進行し,面外方向に凸状に変形が増大し,肉眼での確認ができる状態になった浮きをいいます。開口部の少ない大きな壁面等で特に発生しやすいので,注意してください。

 

◎「浮き・剥離」
タイルと張付モルタルとの界面,張付モルタルと下地モルタルとの界面,下地モルタルと躯体コンクリートとの界面相互の接着が不良となり,隙間が生じ部分的に分離した状態をいいます。また浮き上りともいいます。

 

このような状態に気づいたら、アイテックまで、一度ご相談ください。

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